日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業の課題継続が決定されました。
課題名:節足動物媒介感染症の予防・治療・診断・感染制御に関する研究
研究代表者:国立感染症研究所・林昌宏
研究分担者*:MOI MENG LING
*その他15名
担当分担課題:蚊媒介性ウイルス迅速診断アッセイの開発・評価
蚊媒介性感染症では抗体の交差反応が知られており血清学的による鑑別診断が困難である。分担研究では、デングウイルス、ジカウイルス、チクングニヤウイルスの構造・非構造タンパクの特異的な抗体を単離しより特異性の高い血清診断法を開発する。
R6年度にはデングウイルス、ジカウイルス、チクングニヤウイルス抗原およびIgG抗体の迅速キットを開発し、蚊媒介性ウイルスとの交叉反応、特異性と感度を評価する。